デザイン書家の小川翔月です^^


墨と手書きでつくるシンプルなアートや雑貨のアイデアを
お伝えしています。




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前回、淡墨を使うとき
墨の種類や濃さが違うと・・・

“線”が変わるよ〜という話をしました^^





今日は、墨と濃さ以外の違い。
書くスピード と  が変わると
これまた全然違う仕上がりになるのでご紹介します。


手書きって
思い通りに書けない、、、
と思いがち。

でも、こういうの頭で分かってるだけで
いくらでも好きな雰囲気に書けるようになるので^^
知ってて損はないはずです♪





a. 書くスピードによる違い
(左:遅い、右:早い)

20151012_07a_8525





今回使った紙の場合、

(左)
ゆっくり書きすぎると、
にじんだ部分がチラついてとげとげしい印象に。

(右)
逆に、スピードをつけて書くと
水分量が足りずに滲みませんでした。








b. 紙による違い
(上:画仙紙、下:画用紙)


20151012_07b_8528




画仙紙などの和紙は繊維が平面状に並んでいて、
その繊維のすき間に、墨の粒子が入り込んでにじみます。


洋紙(今回は画用紙)の場合は水をなかなか吸ってくれず、
乾くと墨の粒子が表面に残るだけに。




個人的に淡墨を使ったときの濃淡、にじみの出方って
紙の影響が大きい気がしています。





紙を変えただけで
ふわ〜っとしたキレイなにじみが出るときもあり。
ジャミジャミ、、刺々しいにじみになるときもあり。

本当にさまざま。





あと、
手漉きの紙の方がいいってイメージが強いんですが
(お高いですしね^^)


意外に!?
機械漉きの紙で、すごくキレイな線になることもあり。


コレはわたしもちょっと、、
いや、すごく意外でした(笑)




結局は
その紙によるんだな〜と思ってます。



書いてみなくちゃ分からない!




筆書きに洋紙はダメ!ってことでもないし
だって、濃墨だったら書けますしね。
ま、墨乾くの遅いけど、、



墨と紙って組み合わせ次第で
どうにでもなります^^


というわけで、
あれダメこれダメ、と
ガチガチに固めないのがわたしはオススメ❤︎

やってみて、より良い方を選ぶって感じかな〜と。


わたしも新しいことに
ずっとチャレンジしていきます☆

取り急ぎは、筆ペンかな??





最後までお読みくださいまして
ありがとうございました!

あなたに墨のぬくもりが届きますように




デザイン書家
小川翔月


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